債務者の資産状況を知ろう

債権者と債務者が債権回収について交渉する場合、なるべく持てる情報は持っておきたいものです。そうでないと、最終的に債権者は「債権を支払え」、債務者は「債務を支払えない」しか言う事が無くなります。そのような状況に陥ってしまうと、債権回収を断念せざるを得ません。

そうならないように、債権者は交渉に有利な材料を揃えておきましょう。債権者が債務者の資産状況について多くの情報を持っていれば、債権者は具体的な債権回収方法について色々と債務者に提案する事ができます。

ここで気をつけたいのは、あくまでも「円満解決を目指す」という事です。債権回収が原因で債権者と債務者の関係に亀裂が入ってしまうと、債権者の今後の経済活動に支障が出てしまいます。あくまで交渉の場において債権者が優位に立てるように、債権者は細心の注意を払いましょう。とは言え、債権者が債務者の資産状況を知ろうとしても、その調査には限界があります。最後の手段として、「債務者に自分の状況を説明させる」という方法もあります。

どうするかと言えば、債権者は交渉の場でひたすら「黙って債務者の話を聞く」のです。そもそも債権回収の場において、債権者の方が立場が上です(常識的に考えれば、ですが)。交渉の場で債権者が一言も発言しないと、債務者は焦って持っている情報を全てその場で曝け出します。その情報の中に債務者の資産情報があれば、債権者としては万々歳ですよね。